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Xperia PRO-Iのここがすごい!

画像出典:SONY

Xperiaは2021年5つの機種を発売しましたが、Xperia最後の新機種として産声を上げたのが、auの「Xperia PRO-I」
です。2021年10月26日にSIMフリーとしては発売されていましたが、12月15日にauからも発売がされました。
そんな「Xperia PRO-I」ですが、何がすごいの?機能は実際どうなの?
と疑問に思う方も少なくないんじゃないでしょうか?
この記事では、そんな新機種「Xperia PRO-I」の優れた点にフォーカスを当てて紹介したいと思います。

■高性能カメラで圧巻の撮影を可能に

①大型1.0型イメージセンサー

画像出典:SONY

トリプルカメラ内の24mm広角レンズには、SONYのコンパクトカメラである「RX100 VII」に搭載されている像面位相差AFを備えた1.0型イメージセンサーが搭載されています。
SONYさん曰く、2021年10月26日時点でこの技術をスマホ版に最適化し搭載したのは世界初だそうです。
さすがカメラで違いを出すSONYさんのスマホですね!

イメージセンサーとは、絵や写真などの画像情報を読み取るための光センサーを指します。
従来1.8μm だったセンサーを2.4μm にしたことで、より多くの光を1画素ずつに取り込むことができ高画質を実現しています。

②高速・高性度・高追従オートフォーカス

撮像エリアの90%に像面位相差検出AFセンサーが配置されており、さらにリアルタイムトラッキングを搭載しているので、タップするだけで動いている被写体を逃さず撮影をすることができます。

それだけでなく、24mm広角レンズにはリアルタイム瞳AFを搭載しているため、動いている被写体の瞳を感知して撮影してくれます。
そのため、被写体の瞳を逃さすことなくフォーカスを当てることできるので、背景だけをボカして被写体を鮮明にするなどのボケ感をうまく表現してくれます。

また、最大で1秒間に20枚の連続撮影が可能な高追従オートフォーカス搭載なので、一瞬の輝きを逃さずキャッチすることができます。

お子様の運動会・競技会などでも、タイミングがズレてしまって残念な写真になってしまったなんてことがなくなるので、いつでも最高の1枚を残すことができます。

③こだわりのレンズ

高級レンズなどで用いられるガラスモールド非球面レンズを使用していることと、レンズを特殊コーティングしていること、さらにはシーンに合わせてF値が2段階で変わることにより、あらゆるシーンで光の加減を調節し、高コントラストでシャープな撮影を楽しめます。

また、トリプルレンズの間にある3D iToFセンサーにより、被写体との距離を瞬時に計算してくれるので、暗い中でもオートフォーカスを可能としています。

④デジタルカメラの部品を搭載

写真を撮る際に必ず押すボタン部分にもこだわりを施しております。

ソニーのコンパクトデジタルカメラ「RX100シリーズ」で使用されているボタン部品を使用することで、スマホではなく、あたかもカメラで撮影しているような感覚を実現しています。

また、一眼カメラ「α」と同等のUI(ユーザーインターフェース)を撮影中の画面に表示することで、頻繁に使用する露出補正やシャッタースピードなどを簡単に調節できるのポイント!

画像出典:SONY

SONYさんらしい粋な計らいですよね!

■最新プラットフォーム搭載による処理能力の大幅アップ

XperiaPRO-IではXperia5IIIや Xperia 1 IIIと同様の、Qualcomm® Snapdragon™ 888 5G Mobile Platformというプラットフォームを搭載したことで、CPUが約25%、GPUが約35%と大幅にアップしました。
どういうことかというと、スマホで何かを設定したり、アプリを使用している時、スマホ内では、ユーザーの操作に対して様々な計算処理をしています。

  • CPU・・・データの読み込みや、入力の内容に沿ったアクションを起こすなど、全体的な処理をする。
  • GPU・・・CPUから映像の描写の処理を専門的に任されている。

この二つの処理が大幅にアップしたことで、反映速度が上昇し、「より快適に」「効率良く」スマホを使用することができるようになりました。
このプロセッサーの高速処理技術により、被写体を正確にとらえるオートフォーカスとトラッキング性能が実現されています。

■大容量バッテリーで長時間使用にも対応

画像出典:SONY

2020年発売の Xperiaはバッテリー容量が3,000~4,000mAhでしたが、Xperia PRO-Iは大容量の4500mAhです。このおかげで、30w以上の急速充電器を使用した場合、最短30分で約50%の充電ができるようになりました。
また、使用状況により一概には言えませんが、進化した充電最適化技術により充電時のバッテリーへの負荷を軽減することに成功したため、3年間使用後も劣化しにくいバッテリー長寿命化を実現しました。

機種バッテリー容量
Xperia 1 II4,000mAh
Xperia 53,000mAh
Xperia 5 II4,000mAh
xperia 10 II3,600mAh


毎日使うスマホですし、写真を撮りたい時に充電がないなどのストレスを感じることなく、1日中安心して使えるようになったこの進化は非常にありがたいですね!
カメラ機能の発達により写真を撮る機会が増える中で、容量が重くなって動きが鈍くなってしまうなどのリスクも軽減してくれることでしょう。

■まとめ

198,000円と非常に高額ではありますが、一眼レフにさらに一歩近づいた性能を持つスマホと考えると購入するのも悪く無いかな?と思いますね。
デジカメほど重くなく、持ち運びに便利かつ、手軽に簡単に綺麗な画像を楽しめる「Xperia PRO-I」で様々な撮影シーンに違いを見せてみてはいかがでしょうか?

新しい機種が出てスペックが上がっても、長時間使用していれば不具合や画面割れなどの傷がつく可能性は捨てきれません。そこで、より長く使用するためには修理やメンテナンスが必要不可欠です。